一番奥の7番の歯は必要か!?問題を考えてみた
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written by Masatetu Akimoto

一番奥の7番の歯は必要か!?問題を考えてみた

更新日:2020年6月6日


 


 

80歳で自分の歯を20本以上残すのが目標の「8020運動」というものがあります。

人間の歯は上下合わせて32本(親知らずを抜いたら28本)です。

それを、正面から対称右左1番〜7番(親知らずは8番)で表示します。


あまり知られてませんが、日本の歯科技術は世界の最先端と言われています。

光学スキャナ-で口腔内のデータ採取や歯科衛生士の歯石を取るテクニックなど、日本人の寿命を入り口で支えていると言っても過言ではないでしょう。


そんな中であっても、コロナ禍にあっては少し躊躇うものも事実です。


奥歯に違和感を覚えたのはひと月前の頃、噛むと右下奥歯に痛みを覚えたのです。

しかし、世の状況は「緊急事態宣言」が発令されたばかり、自粛要請に加え、接触が近い口腔内であることを考え、しばらく我慢するか…となったのでした。


しかし、1ヶ月で自体はとんでもないことになっていくのです。

その経緯と、結果を1ヶ月の悩みを交えてご報告しましょう。


「一番奥の7番の歯は必要か!?」


その答えは、

 
  1. 日本の歯科医

  2. 前歯治療の実績

  3. 痛みが悪化

  4. 奥歯の抜歯

まとめ:歯大切にしよう!

 

これを深掘りしていきます。


日本の歯科医

コンビニより多い歯科医院などの表 現が社会に流布していますが、これは昭和 40年代から50年代にかけて、歯科医師不足が叫ばれた。生活環境や食の変化を含む複数の要因が重なって国民がムシ歯の洪水状況となったためです。


てこの「需給問題」に対する日本歯科医師会と厚生労働省(当時は厚生省)は、十分な「資質」を持った歯科医師養成は、大学歯学部・歯科大学に委ねられている状況を鑑み、歯科医師門戸に拡大をかける。つまりは、歯科医師になりやすい試験体制を作ったのです。


これによって、歯科医師の数は急増し、その中で起こった競争原理が技術の進歩につながったと言えるでしょう。



高齢化が進むと、通院が困難な患者、入院あるいは自宅で介護を受けるようになる高齢者の割合が高まると言われています。

歯科治療は、歯や顎関節などの包括的なデータに基づいて、AIによって治療計画や手法を補助するツールが現れてくると言われています。


現に今回治療に訪れた歯科医院は、最先端の治療機器が装備されていて幾つものディスプレイに表示された映像や数値で、患者の不安を取り除きながら治療を進めます。


前歯治療の実績

実は、この歯医者を訪れたのは2回目。

歯医者のイメージというと、他の病院でもありがちな待機時間が長いことと、通院期間、回数が多くスケジュールの負担になるというイメージがありましたが、前回の診察でその疑念は微塵も残らず取り去られました。


前回の治療とは、クリスマスに骨つきチキンを骨ごと引きちぎった際に、前歯が3分の1ほどかけてしまったという状況でした。


前歯治療=高額と頭を抱えて訪れたのですが、最新の3Dスキャンを用いて、かけた部分だけ見事に整形しセラミックが付け足された前歯は、手品のように元どおりになっていました。


そして、合わせてクリーニングも一緒に行って治療はこの一回のみ。

そして、さらに驚いたのは、その料金 2820円



 


 

痛みが悪化

抜歯と聞くとまず頭に浮かぶのがインプラント治療。

しかしながら、インプラントの装着は10万円〜30万円と高額を要します。

二の足を踏んでしまいますよね。

歯科医の見解もいろいろで、一歯ないだけでかみ合わせバランスが崩れ、肩こりや体の歪みの原因になるという方もいれば、そもそも7番(一番奥の歯)は噛み合わせに必要なものではないし、抜いた方が小顔に見えるというような意見もあります。


他にインプラントは術後、プラークコントロールがとても大事だとも言われますし、抜歯をした状態でその後不具合が生じるまで様子を見るといった歯科医もいるようです。


筆者の場合、持病の関係で血圧のコントロールをしていることと、歯の治療による感染のリスクも鑑み、多少の痛みは我慢しようとしていたところにコロナショック、そのまま緊急事態宣言、外出自粛、歯科も含めた医療期間への遠慮も含めて痛みを伴ったまま生活をしていたら、ある日、強烈な痛みとともに歯のぐらつきが激しくなりました。


そして、意を決して歯科医の予約を取ったのです。




奥歯の抜歯

ちょうど予約キャンセルがあったとのことで、当日の19:00から来院しました。

状況からして抜歯を覚悟しなければいけないだろうと、以前、親知らずを抜いたときの恐怖を頭によぎらせながら、覚悟を決める時間もなく診療室へ。


最新式の機会やディスプレイが目に映る不思議な空間の中で、担当医師は触診見立てで、即時「これは抜かなければダメですね、抜いて良いですか?」

と問われ、「お願いします」と応えると、手早く麻酔を行い、パンチャーのようなもので素早く施術は行われました。


医師は、「歯が割れていましたね」と笑顔でいったかと思うと、「化膿止めと痛み止めを出しておきますから飲んでください」と指示され、「よかったら記念に抜いた歯を持ち帰りますか?」と言われ、会計も含めてクリニックを出るまでの所要時間は13分。


会計は、再診料を含めて1900円


インプラント?高額医療?今後の通院?

いろんな不安は、全く必要とせず、さっと事件を解決して、さっと帰っていくヒーローのようでした。




まとめ:7番の歯は、状況や個人の好みもあるけどその必要性はあまりないので、抜歯をして様子を見るで良いと思う。


「8020運動」、まだ80歳までは時間がありますが、筆者は現在親知らず4本に加え、7番の奥歯を失い27本の状態になったわけですが、今後はより歯を大切に過ごそうと肝に命じたのでした

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