【それぞれの寿命】AV女優の寿命を探ってみた。
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written by Masatetu Akimoto

【それぞれの寿命】AV女優の寿命を探ってみた。

更新日:2020年6月23日


 


 

少し目を離していると、様変わりしてしまう業界がある。


例えば、競馬。

3歳馬が挑むクラシックレースである皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞の三冠レースをすべて制した三冠馬」が最大の注目であることから、毎年、主役が変わっていく。その後のレースに出て行っても6歳馬くらいまでが関の山。


このように現役寿命、活躍寿命が短い職種の特徴は、短い中でいかに輝くかだ。


そして、その本命とも思しき職種がAV女優(セクシー女優)であろう。


セクシー演技とはいえ、女優である。

作品に、現場に揉まれて成長していくものではあるが、ドラマ女優、映画女優ほどに時間は待ってくれない。


デビューしてから一ヶ月もたてばもう新人ではなくなり、半年すれば十分なベテランとなる。つまりは、ドラマ1クールのうちに中堅となり、大河ドラマを突き抜ければ引退の声が聞かれる。


儚くも急ぎ足の人生なのである。


それもそのはず、年間、年間2,000人〜3,000人近くの女性がAVデビューする業界、その競争率は尋常ではないです。



 
  1. AV女優の引退後

  2. AV女優の出演料

  3. セックスワークの現状

  4. 職業意識

まとめ:この職業には使命感が必要だ!

 

これを深掘りしていきます。


AV女優の引退後

飯島愛さんや及川奈央さんのように、芸能界でタレント業に挑むケースもありますが、ここは狭き門ですね。AV女優という色メガネで見られてしまうというハンディキャップもありますから、それを武器に変えるハートの強さがなければ難しい。


撮影現場での経験値を要して、制作陣営に移るという人もいるようです。実際はAD/APといった制作スタッフと言うよりも、演者さん側のコーディネイターやアドバイザーのポジションでしょうか。


一番多いのがキャバクラ・風俗店で働き口を見つける人、高時給でかつ指名が取りやすいとあって、流れゆく先としては安定しています。店側も大いなるセールスポイントになります。


女性としての人生です。

一番理想的なのは、結婚して再スタートを切るということでしょうか。

もちろん、職業差別を行うわけではありませんが、パートナーと一緒に新しい道を歩むことに異論を挟む人はいないでしょう。


自身の体験を生かして表現者になる人もいます。

官能小説作家や漫画家となって、その極意を表現し始める人もいます。

彼女たちが受け入れた心の内部が、コンテンツとして形になることは素晴らしいことです。


AV女優の出演料

では、平均1〜2年で引退することになるのに、リスクが高いこの業界になぜ足を踏み入れるのか?そもそも、AV女優のギャラはどのくらいなのかというと、


まず、彼女たちのギャランティの多くは、通常の芸能と同じくマネジメント会社がコントロールしています。ギャラの取り分は会社によって様々なところも芸能業界と同じですが、平均して40%〜60%であると言われています。


では、1本あたりの出演料はいくらかというと、これも経験や知名度、出演の仕方で変わりますが、10万円から100万円(有名人気女優になればそれ以上)と、文字通り体を張る割には高いとは言えない気もします。


もちろん、名前と顔の知名度が上がることでギャラがアップしていきますが、それに伴って、引退後にも知名度は引きずっていきます。


例えば、10本の作品に出演したとして、成長階段ごと10万円アップと仮定した場合、総額550万円


期間にもよりますが、身をこなす職業として暴利ではないように思えます。


やはり、どの業界であっても、やるのであればトップを目指す精神が必要なのかも知れません。


セックスワークの現状

そもそも、AV女優という職業をリスクが高い職業と世間が同調する動きに問題があるのかもしれません。


「AV女優をやっていた」と聞いたら、「うちの会社では雇えません」「うちの息子と結婚させるわけにはいかない」という話になることはない話ではないと思いがちです。


ヨーロッパの先進諸国だけでなくアジアの一部でもセックスワークの多くが合法とされはじめていますが、出演者自身も引け目を感じていることもあるように思えます。


職業の特殊性の理解を深めながら、少なくともAV女優であったということだけで社会に行き場がなくなるような社会であってはいけないと強く思います。




 


 


AV女優として稼ぐために、美容整形を施して出演し、引退後にまた元の顔に戻して戻っていくという話を聞いたことがあります。


まるでブラックジャックのような物語りですが、身元はばれたくないけれど、人気は欲しいしたくさん稼ぎたいと思う女優さんであれば、確実に変身できるのであれば選ぶ人も多いでしょう。


周囲の偏見も含め、特に生まれ故郷や親元に帰るとなれば、このリスクは大きいものになります。


一つ間違えば、後ろ指さされるような噂が蔓延するという恐怖に怯えながら仕事をすることは精神的にも大きなリスクです。


しかし、名前も出ず他の女優さんと一緒に出演する企画女優という枠であれば、思ったより顔バレはしないという話もあります。


そういったリスクを鑑みて、行われる顔の美容整形ですが、現代の美容整形技術はまるで魔法使いのようです。例えば、目の位置を2mmずらしただけで別人の顔になる。

もし、強い使命感と目標を持った女優さんで、顔バレのリスクが問題であるという人は、美容整形に頼ることは必然であるようにも思えます。




職業意識

セックスワークの理解度が高い欧米では、作品自体も無修正です。


つまりは、さらけ出すのは顔だけではない。


職業意識が高く、社会として容認度がある欧米のポルノ女優のほとんどは、顔だけでなくて体の整形、豊胸や脂肪除去といった体のラインを保つことはもとより、自身の性器にも手を加えるといいます。


脱毛は当然のこと、形を整え、色をきれいにすることによって、自分の美を維持しようという思いは化粧に対する意識と何ら違いはないのです。


因みに、日本ではまだ少ないが、欧米では「性器専門の美容整形クリニック」も多いです。


整形形成の技術、そして演者側の職業意識の高さがより極めた質の高いコンテンツを作り出していることは間違いない。




まとめ:男性だけの猥談はともかく、一般的には、目を背けがち、耳をふさぎがちなAV女優に関する話題。その正体は、思ったより過酷で、思ったより使命感を必要とする業種である。彼女たちの活躍に、しっかりとした称賛を与えたいと思う。


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