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最期までのブログ

written by Masatetu Akimoto

医と療と


 


 

4年前に大きな病で倒れ救命を受けたときから、その地はある意味、そこは聖域のような安心感を持っている。


もちろん、自分の病との付き合いにおいて病院という場所は、できれば訪れずに済ませたい場所であるのが間違いないが、少しその場所を自慢したいような不思議な心持ちなのである。


何だろうか、自分自身ではなく家族の自慢であるような誇らしい気持ちになるのだ。

とりもなおさず、それは自分を救ってくれた主治医や医療スタッフに対する気持ちなのであるが、彼らに向けて、自分が元気でいることが彼らの価値というか自慢の証である。


であるから、体の状態や検査の結果がよかったときは、自分も彼らの勝ちに貢献できているようで嬉しいし、その逆の場合は、極めて情けなくなる。


今の自分のは、主治医や医療スタッフの賜物であり、もっと言えば作品という気持ちでもある。その作品を、自分の行いで汚してはいけないし、守りたいのである。


随分、優等生な患者だと言われるかもしれない。

忖度の感じにしか聞こえないとと思われるかもしれない。


自分でもこの想いは表現できていないことはわかっている。


救命手術後も四度にわたり難手術をくぐり抜け、助けられた。

いや、今も助けられている。


幾度も自分の最後を意識し、人生を俯瞰で見るような体感をしてきた。

達観ではなくて、「死」の意味も自分で受け入れ納得をしているので、いつその場面が来ても後悔をすることはなくなった。


そうであるからこそ、医療との向き合い方が冷めているというか、一歩下がった見方をしてしまうのである。


今、世は経験のない感染病に人類は追い込まれている。

医療の本当の姿がそこにある。


そして、人間にとって、人生にとって、医と療は何に対しても負けるものではない。




 
  1. 進化する病院アメニティ

  2. 応召義務

  3. 離島医療

  4. ディア・ペイシェント

まとめ:医と療は、尊厳である。