拡大する新型コロナウィルス
2020年2月26日、現在の各国の状況ときになるニュースを交え私見をお伝えします。
インドネシアは感染者ゼロ
eコマースの対応
消毒液も品薄…。
再び陽性に転じる
スパムキャンペーン
インドネシアは感染者ゼロ
中国から200万人以上の観光客が訪れるインドネシアでは、24日現在、「感染者ゼロ」を続けている。インドネシアは中国と結ぶ航空便も運航を停止するなどの新型コロナウィルス対策強化行っている。シンガポール、マレーシア、フィリピンなど東南アジア諸国には感染者が確認されているため、突出した気候環境が要因ではないと思われるが、武漢からの200人を含む、約5000人の中国人観光客が今もバリ島に滞在している模様。
幾つかの要因を探ってみた。
ウィルス・スクリーニング
サウジアラビアへの巡礼の他、旅行者に対しての可能性があるので、感染症を監視してきた実績がある。
多くの島がある
感染導線が断たれている可能性は十分にあるが、医療システムも断絶されているとも考えられる。
コウモリを食す
コウモリをはじめ、ウサギ、サル、スズメ、ハト、など、多くの鳥、動物が食物用として販売されている。
eコマースの対応
Amazonは、「サードパーティの販売者がコロナウイルスの治療または治療を目的する製品を宣伝することを許可しないことを発表した」という誤報が流れている。 ソーシャルメディアで拡散されているこの誤報は、医療用品や洗剤などにも及び、多くの製品に影響が出始めている。
幾つかの要因を探ってみた。
コロナウィルスに効く
capable of "killing" the coronavirus(コロナウィルスを殺すことができます)の表示があれば、多少信ぴょう性がなくても手が伸びてしまいそうなご時世だが、本当に困っている対象者に適切な治療ができる環境を一刻も早く整えて欲しい。
アリババは高収益
「アリババグループのエコシステムによるビジネスやテクノロジーを活用し、地域への生活必需品を供給」として、一貫したコロナウィルス対策を打ち出している。
BASE 代替生産先の紹介支援
BASE(ベイス)は、コロナウィルスの影響により生産が滞っている中国生産品などの代わりに、日本及びその他の可能性のある生産国にだいたい向上を紹介する支援を始める。
消毒液も品薄…。
*写真はイメージです。
今や、どの店舗、施設でも入り口に当たり前のように置かれているあ消毒液。今までも設置されていたのだろうが、必要意識に迫られて利用者は急増。SNSでも「手に入らない」という声が上がっている。手洗いが奨励されている今回の新型コロナウィルスは、アルコール消毒すると膜が壊れて感染力を失うとされる。
幾つかの要因を探ってみた。
エタノール
消毒液の正体は消毒用エタノール、つまりはエチルアルコールである。この種の商品には、「無水エタノール」と呼ばれる水拭きができない電気製品などの掃除用に使われているものもあり、消毒用のエタノール製品との違いはアルコール濃度のみ。アルコール濃度が高いと揮発性が高くなるが、消毒の代用は効く
ウォッカ
アルコールであれば、度数の高い飲料用のお酒でも代用が効くかどうかは疑問だが、物理的には一定の効果はあるはずだ。昔から、飲酒の言い訳に「アルコール消毒」という言葉が使われるが、あながち間違いではないかもしれない。
塩素系漂白剤
洋服などについた除菌には一定の殺菌効果が認められていますが、手の消毒用としては疑問が残ります。効果の度合いもさることながら、塩素系漂白剤は別用途で使うことを想定していないので、他にも注意事項が多くあるはずです。
再び陽性に転じる
中国広東省は、新型コロナウイルスの感染患者で、治療を受け陰性藩王となった患者14%に退院後に再びウイルスの陽性反応が出たと発表した。陽性反応が出ていても、すでに体に抗体ができていれば、他の人に感染させるリスクは低いとしているが…。
幾つかの要因を探ってみた。
ダイヤモンド・プリンセス号
船内のウイルス検査で陰性だった乗客が、下船後に陽性になったというニュースには、困惑させられた。検査後に感染した可能性であるならば、ダイヤモンド・プリンセス号の対応措置は甘かったと言わざるをえない。もしくは、検査の信ぴょう性が問われることもある。つまりは、感染時にはまだウィルスが弱く陰性判定が出てしまうケースだ。どちらにしても、的確な指示の元にコントロールが必要とされる。
PCR検査
PCR検査とは、微量の検体を高感度で検出する手法で、顕微鏡では見ることのできない病原体の有無を調べる検査です。病原体のDNAを増幅させることによって検出する検査方法であるということで、新型コロナウィルスに対しても判定する簡易検査キットの早期開発が望まれているが、判定結果の信頼度を示すエヴィデンスの公表も必要だ。
偽陰性・偽陽性
韓国では4万件以上実施されているPCR検査が日本は1000件に満たない。医療設備や技術といった側面からしても、物理的に不可能であるわけがない。厚労省が民間委託を渋った背景には、恣意的な理由があるのか、もし、検査に統一性が出ずに、偽陰性・偽陽性が出てしまうとしても、統計データとして明確な指示につなげてもらいたい。
スパムキャンペーン
コロナウイルスの影響を受ける人々の数は日々増加していますが、アナリストが心配している別の形態のウイルスです。中国の武漢でコロナウイルスが発生して以来、世界的な流行にテーマを絞ったいくつかのスパムキャンペーンが発生しています。コロナウイルスをテーマにしたマルウェアにだまされないようにするために 電子メールの送信者(つづりの間違いや奇妙な書式を確認してください)。
vaccinecovid-19 \ .com
ロシアで登録された1つの例は、vaccinecovid-19 \ .comです。 コロナウイルスの「検出テスト」を販売し、ウイルスの広がりに関する「ニュース」ストーリーと「ヒートマップ」を公開すると主張しています。コロナウイルスをテーマにしたマルウェアにだまされないように、電子メールの送信者(つづりの間違いや奇妙な書式を確認してください)にご注意を。
以上、世界を揺るがしている新型コロナウィルスですが、一番大切なのは正確な情報と、明確な指示を示すことに他ならないと思います。
オリンピックを控えた日本であるからこそ、他国に安心される明確な行動を期待します。
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