なぜこの話題を取り上げるかというと、
Point 学校休校から10日ほど経った現在では、どのくらいの危険度を要しているのか心の拠り所が欲しい
新型コロナウィルス自治体による感染者の発表は、半ば魔女狩りのような体を要していて、その情報の広がりに危惧する人も多いでしょう。新型ウィルスの正体が未だ完全に解明されない中で、人々の心に棲みつくものは不安、そして、その不安が不必要な感情や行動を生み出してしまいます。そこで、その不安を取り除く最上の要素が数字。その数字をTVでおなじみの工学者である"武田邦彦"先生から示されたデータに基づき紹介します。
なので、
目次
新型コロナウィルスの発生から現在まで
感染者数
危険因数
感染拡大・感染爆発
インフルエンザの数値との対比
まとめ
を深掘り。
まずは、武田邦彦先生を簡単にご紹介
武田 邦彦 (たけだ くにひこ)
・日本の工学者
「科学者」「教育者」として「環境を科学から見る」有識者
新型コロナウィルスの発生から現在まで
武田先生は、新型コロナウィルスが我々にとって、どの時点で我々はどのような感染の心配しなければいけないかを、その時点を科学的に検証し、まずは発生から現在までのプロセスを示しています。
日本での発症:公式統計では、1月20日頃
1月20日以降も渡航者の制限は緩やかだったため、流入は変わらずあったと推測する。
*ここまでで、日本の感染者が日本において感染を広めるベースになるので、クルーズ
船乗客、及び渡航者は除外して考え、日本に滞在する二次感染者を紐解くべきと主張され
ています。
感染者数
現在のデータ487名、日本での発症確認日から45日あまり経っていることを考えると、1日あたり、10名強の感染が認められると考えられます。
加速度の方式もあるので、もう少し悲観的に考えても、前半が1日10名ほど、後半が1日30名ほどと捉えて良いのでわないかと言われています。
その結果、現在の
487名
に到達している。
この現状の数字と傾向を見て、危険性がどのくらいあるかを判断すべきです。
危険因数
感染者数が350人だった時に、回復者数が60人という公表データがありますので、回復率は17%、現在の487名に直すと約83名が回復していると想定されます。
よって、現在、約400名が危険因数であると考えられるのです。
*検査をすれば、もっと陽性反応者は多く出ると言われていますが、症状が出ない感染者の
数は意味ない。保ウィルス者ではなくて、感染させる可能性のある人を対象に考えなくて
はならない。症状が出ていない人は、感染発症者でも勿論、患者でもありません。
感染拡大・感染爆発
感染の収束、または終息時期に関しての議論が多く見られますが、肝心なのは、現状であると武田先生は言います。
感染拡大とは、10人の感染者が20人に、20人が40人にというように倍々に増加することを意味しています。
さらに、感染爆発とは、10人が100人に100人が1000人にと桁が増えていく状態を指します。
これを鑑みると、1日10名ほどの増加率は、感染状態としては現在までに極めて緩やかで抑えられていると言えます。
ちなみに、隣国の韓国は感染拡大段階だと考えられます。
インフルエンザの数値との対比
感染の状態をみる指標の一つにインフルエンザの流行模様が挙げられます。
インフルエンザは、歴史の過程で研究が多く行われているウィルスです。
インフルエンザの予報上の数値は、約5000箇所による観測所で統計します。
注意報 40万人/1週間
警戒 120万人/1週間
よく聞く、学級閉鎖がこの警報にあたります。
インフルエンザの致死率は、ワクチン等治療薬の開発もあって、0.1%
新型コロナウィルスの致死率は、現在のところ想定1%
約10倍のリスクです
これを統計学的に補正をすると
リスク10倍=10分の1の数値で危険度を書き直し、
注意報 4万人/1週間
警戒 12万人/1週間
4万人になった場合に注意しなければならないという数字が見えてきます。
現在は約500人
注意する数値が1.25%
まだまだ、警戒レベルを考える数値ではないと言えます。
∽∽∽∽ コメント ∽∽∽∽
学校休校に異論反論の声がありますが、未知のウィルスに対する対処、戦略は、過度なくらいがちょうど良いと思いますので、世界情勢に照らし合わせても正解であったと思います。
ですが、情報の伝達の際に「不安」という衣が膨らんでいき、指標が見えないというか、何を頼りにして良いかわからないという迷いが生じます。その時は、あくまでも感情ではなく理性で物事を判断するために数字・数値が良い基準になると思います。
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数字は嘘をつかない!
まとめ Point 学校休校から10日ほど経った現在では、どのくらいの危険度を要しているのか心の拠り所がわかる!
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