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written by Masatetu Akimoto

【山猫珈琲】 湊かなえの秘密を探る


                   *書評ではないのでネタバレはありません。

                   

 

 

このエッセイのどこが面白いかというと、


Point 独特の物語連想で「いやミスの女王」と呼ばれる作者にも、作家としてのステージまでには、幾つもの過程があった。それが各作品をより面白くする。

今から、およそ10年前に「告白」で一世を風靡したミステリー作家、湊かなえさん

それまで、ミステリーに関して、宮部みゆきさん意外は女性作家の存在をあまり寛容していなかったのですが、その圧倒的な物語の湿度に舌を巻いたのでした。

というのも、男は結果型、女は過程型なので、算数脳で作られることが多いミステリーは、男性作家の方が密度が濃いと錯覚していたからです。


ところが、思い返してみても、面白かった作品は「どんでん返しの仕組み」よりも、やっぱり登場人物の魅力に尽きるのです。


そうなると、人間の心のうちの湿った感情を表現できる湊さんの作品に魅了させられるのは、至極当たり前になってくるのです。


ということで、

そんな僕が見つけた湊かなえの人気の秘密をこちらの5点で説明していきます。


目次


 

  1. 湊かなえという人物

  2. 「告白」のセンセーショナル

  3. 「贖罪」のミゼラブル

  4. 「リバース」のリザーヴ

  5. 「絶唱」の ヒューマニズム


 


を深掘り。

まずは、作者紹介からいたしましょう。


1.湊かなえという人物

湊かなえ(ミナト・カナエ)

1973年 広島県尾道市因島生まれ。武庫川女子大学